〜ありのままを見つめたら形なんて言葉なんて関係ないんだ

ギレルモデルトロ監督『シェイプオブウォーター』@TOHOシネマズ新宿

 

アカデミー賞4冠に輝いた今作。

デルトロ監督が25年かけてやっと掴んだ監督賞。そして見事作品賞も受賞!

舞台は1962年、冷戦下のアメリカ。

政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザと、ある日運び込まれた不思議な生物との愛の物語。

 

 

雨の日にはうってつけの作品なのです。

街を探せば二人が現れるんじゃないかななんて思うほど。

 

 

主演女優賞にノミネートされたサリーホーキンスは幼少時のトラウマから喋れなくなってしまったイライザをこれまたチャーミングに演じている。

本当『しあわせの絵の具』に引き続きチャーミング!

チャーミングてすんごい魅力的なのね!

 

そんでこれまた、助演女優賞にノミネートされておりまして、イライザの仕事仲間であり親友であるゼルダを演じたオクタビアスペンサー。

普段旦那の小言ばかり言っている彼女でしたが、親友思いの素敵な女性でしたの。

 

こちらは見事悪役ポジションを演じてくれましたマイケルシャノン。

わたしの中では『ドリームホーム』でのあのいやーな役がこびりついていて顔面がやっぱり怖い。

だけど、彼も彼でそーゆー道筋を辿ってきたらさ、そーなっちゃうよねって悲しみを感じたので抱きしめたくなる瞬間もありましたわよん。

 

そんでもってわたしが一番大好きだったのはこの方。

助演男優賞ノミネートされておりました、リチャードジェンキンス!

ゲイの画家でイライザの隣人ジャイルズを演じました。

イライザには彼が、彼にはイライザがいてくれるからなんだって無敵な感じ。

 

『パンズラビリンス』のこいつは怖かったけど

今回のこいつは可愛い

 

この目だけはアカデミー賞メーキャップ・ヘアメイク賞を受賞した辻一弘さんが担当しているとか。

 

 

言葉では伝えられない何かがイライザと不思議な生物の間にはあって

それぞれのありのままを見つめたらもう形だとか言葉がわからないとかそんなことは関係ないのだなーなんて。

 

大好きなミントグリーンが盛りだくさんで萌えました。

 

☆☆☆☆以下ネタバレ☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大好きだったのはキーライムパイを食べてイライザがベーってだして

たくさん冷蔵庫に食べかけのキーライムパイがあったシーンはくすくすしたなぁ。

 

パイの店員に拒否されて

「お客に失礼だ」って言って「やっぱり僕の喋り相手は君だけだ」って仲直りするシーンも素敵だった。

 

ストリックランドが上司に「まともなやつは失敗しない」って言われた後に鏡にむかって「俺は失敗しない」って念押してた次のシーンで

日めくりカレンダーの裏の格言に「人生は失敗の積み重ねだ」ってあったのとか

 

映画館の中一人立ちすくむ彼の絵もよかったなぁ。

 

 

最後は海の中で”あなたとわたしは一緒”ってなれたのかなぁ。きっと。

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