〜イーサン・ホーク様わたしを嫁に貰ってくれ!

アシュリングウォルシュ監督『しあわせの絵の具 愛を描く人 モードルイス』@新宿ピカデリー

 

 

カナダで最も有名な女性画家モードルイスの半生を描いた今作。

 

 

アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされていた、モードルイスを演じたサリーホーキンスがとってもチャーミングで

オープニングからずっと目が離せない。

彼女の好きだった”窓”もこの映画の象徴になっているのよね。

絵の具を触るシーンも本当繊細でぐっとくる。

絵の具の色も大好きなミントグリーンでどきどき。

 

そしてこれまたこの映画を引き立ているのが

無骨であまりいい印象をみんなから持たれていないエベレットを演じたイーサン・ホーク

口数も少なくて俺様で文句ばっかで嫌な男に思えるんだけど。。

ってところでわたしは終始きゅんきゅんしてました。

もう本当嫁にもらってくれよイーサン・ホーク様ぁぁぁぁ!!!!!

 

ごめんなさい取り乱しました。

 

ほとんどサリーホーキンスとイーサン・ホークしか出てこないのでこの二人のセッションにも釘付けです。

愛に溢れた素敵な映画でした。

 

 

☆☆☆☆以下ネタバレ☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素敵だなと思うシーンは多々あるのですが

最初のエベレットの「この家の順番は俺、犬。。にわとり、お前だからな」ってところもいい(笑)

 

絵を言い値で買うと言ってきたサンドラにお金がもらえるならと板に書いた絵を何枚か見せて5ドルならと一回は取引きするけど

モードがそれはまだ未完成だから嫌だと言ったら

今のは冗談だよと絵を取り返すエベレットになんだか意思疎通してきたなと思えて嬉しくなるし

最初はモードが早足なエベレットに歩いて後ろをついて行ってたけど

いつしかその台車に乗ったり

乗る向きがエベレットのほうになってたりと

距離が縮まる描写が絶妙で素敵すぎた。

 

寝るところがないからずっと同じベットで添い寝してて

そういう風になりそうな時に結局「木に突っ込むほうがマシだって」エベレットが言ってしまった後

モードが外にいて犬と戯れているところにそっと「お茶飲むかって」もってきて隣に座るの

でも彼女は「どうせそのお茶はまずい」って断るのだけどそっと寄り添っていて

モード「ずっとこんなに一緒に寝ていたら結婚するのは普通の流れでしょ」

エベレット「お前のことはちゃんと仕事しなくなったらすぐ捨てるだけ」

モード「あなたはみんなのことが嫌いね。みんなもあなたのことが嫌いよ。でもわたしはあなたのことが好き」

ここです。すごい愛なの!思い出してもずっと泣けるの!

 

そのあとすぐ結婚するんだからなおのこと素敵。

 

 

絵を売るってなった時に窓を挟んでどこに看板置く?ってなって左右やってて

「あなたの顔が見える」

「お前の顔も見えるよ」

ってとこも素敵なの!

 

 

子供が生きてることがわかって迎えにきてくれた彼と喧嘩してサンドラの家に逃げるのだけど、お互い一人になったベットを見てお互いを思うってところがすんごい素敵で

 

彼の視線の先には彼女が未完成だから売らないと言っていた絵

未完成の時は女の人一人しか描かれてなかったのに、横には男の人が描かれていて

あぁーそーゆーことか。。ってもう涙

 

次の日エベレットが迎えにきて、一緒に外で話すんだけど

モード「あの雲見て。太った女のお尻みたい。頭はハゲてるの」

エベレット「見えないよ」

モード「見えるでしょ」

エベレット「俺はお前を見てる。俺を。。捨てないでくれ」

ってくだりはもう最高なんです。

 

絵も壁に描いた時ここ以外はいいって言ってくれたり

網戸はいらんって散々言ってたのに次の日には黙って網戸つけてくれたり

俺は送らんて言ってたのに迎えにきてくれたり

言葉数が少なくて無骨で嫌われるような彼も

本当はずっと優しくてずっとずっと優しくて。だからこそすんごく二人の関係が引き立つ。

 

極めつけは

死を目前にしたモードが夫に

「もう一回犬を飼ったら?」

「どうして?」

「だってあなた犬好きでしょう」

「僕には君がいる」

「でも飼ったらいいじゃない」

てなやり取り。

死をお互いが感じていて、それでも互いのためを思って本当に優しくあったかい会話。

 

最後の瞬間までもずっと美しくて

彼女がいなくなっても彼女はあの家にいたのよね。ずっと一緒なのよね。

大好きな映画になりましたとさ。

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