〜嫉妬とは異性がいてはじめて湧き上がる感情

ソフィアコッポラ監督『The Beguild ビガイルド 欲望の目覚め』@TOHOシネマズ新宿

1971年に『白い肌の異常な夜』として公開されたこちらの作品。今回はソフィアコッポラが再メガフォンを取ったとのことで話題になっております。

前作はクリントイーストウッドが今回はコリンファレルが主人公であるジョンマクバニーを演じておりまする。

ソフィアコッポラ監督はやはり女性を描くのがうまいなと。

綺麗な映像の中に女性の嫉妬、怖さが渦巻いていて観終わった後はなんだか不思議な気持ちになる。

様々な年代の女性がいるのだけど、年齢とかそーいうのは関係なく、女は女なんだなって。

嫉妬って感情は異性がいてはじめて生まれるものなのかもしれないと、この映画を観て今更ながら思ったのです。

基本的に嫉妬は女性的な感情なのかなって。女って漢字がどちらにも入ってるしね!(笑)

今回の作品でも、平穏だった女性の中に1人の男性が入ってきて物語が動きだすのだけど、

綺麗だと思われたい

この中で一番に私を見てほしい

あなたに欲されたい

そんな気持ちから、他の女と自分を比べて劣っているのか優勢なのかを判断して

そこから嫉妬ってものがうまれて

じゃあ次はこう仕掛けよう

こうしたら一番になれるかしら

なんてどんどんどんどんエスカレートしていくのよね。

 

大きな盛り上がりはないものの、繊細に女性を描いててとても好きでしたとさ。

この時代は、マーサが多い。

日本でいう節子的な。

劇中マーサマーサマーサ….

ニコールキッドマン様光栄でした。

 

☆☆☆☆以下ネタバレ☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしがとても好きだったのは

伍長を初めて食事の場に招待した時のアップルパイのくだり。

伍長「このアップルパイ美味しい」

マーサ「アリシアがつくったのよね?」

エドウィナ「ちゃんとわたしが教えたレシピでつくったの?」

エイミー「りんごはわたしが。。」

マリー「アップルパイ大好き!」

些細なことなんだけど、女性同士の争いのはじまりを表してていいなーと思ったのです。

あとはやはり、伍長が足を切断されたあたりからぐわーっと恐怖のスイッチが入って盛り上がってくると思うのだけど

どーやって収めようかってみんなで話してる時に

マリーが「彼きのこが好きだった」って言った時の「ん?それは。。そーね。やりましょう」的な空気感にぞわぞわにやにやしました。

そして極め付けは仲直りの証としてまた伍長を食事にご招待するところ。

きのこを回すの本当息をのむ!

エドウィナは会議してる時いなくて毒きのこのこと知らないのがまたドキドキする!

どーすんのよってなった時に

エイミーが「あなたきのこ嫌いよね?」って言って回避。

オープニングは怪我した伍長をみんなで運び

ラストは死んだ伍長をみんなで運ぶ終わり方もよい。

 

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